AirportID変更の必要性
X-Plane11の更新によってデフォルトの飛行場が追加されたとき,その飛行場のフリーシーナリーの中には,デフォルトのAirportIDとは違うコードが付いているものがあります。
またふと考えてみると私が作成した忘れられた滑走路たちのAirportIDも規則性がなく,AirportIDを変更することになると考えています。
いろいろな場面でAirportIDを変更すれば解決することがあるので,そのときの一助になればと考えてAirportIDの変更手順を整理しました。
WEDソース付属の有無による手順の違い
X-Plane11のシーナリーを編集するツールであるWEDのソース” earth.wed.xml”がシーナリーに付属しているかどうかで手順が違います。
” earth.wed.xml”が付属しているフリーシーナリー
このシーナリーのAirportIDを変更するには,WEDを使って次の手順で変更します。
変更の手順
1 WEDでAirport IDを変更したいシーナリーを選んで開きます。
2 右側のウインドウで空港を選び,AirportIDの項目を探します
3 AirportIDの右側の枠をクリックして白色にし新しいAirportIDを入力します
4 つぎに”save”,”export scenery pack”でシーナリーを作り直します。
” earth.wed.xml”の付属していないフリーシーナリー
このシーナリーのAirportIDを変更するには,エディターまたはWindowsなら付属のメモ帳を使います。
変更の手順
シーナリーフォルダー内の” Earth nav data”フォルダー内にある”apt.dat”を次のように直接編集します。
編集し終わったら上書き保存します。
編集ミスで表示できなくなったらこまるので,バックアップファイルは残しておきましょう。
なお” earth.wed.xml”が付属しているフリーシーナリーについては,” earth.wed.xml”の定義と整合がとれなくなるので,apt.datを直接変更してはいけません。
AirportID変更の後始末
シーナリーのAirportIDを変更したら,シーナリーフォルダーにAirportIDが書いてある場合,混乱しないようフォルダー名も変更しておきましょう。
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